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英語ができないといけないのか? いや、実はそういうわけでもない HSBCの利用で感じること

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先日、HSBC(香港上海銀行)からメールが来ました。

いつも思うのですが、このメール「うっ」となるんですよね。日本語が使われていないのは当たり前ですが、まず「中国語(広東語?)」が混じっていて、追尾するように「英語」が使われています。

 

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中国語の重み(重厚感?w)と英語の追尾で「長いメール」ができあがっていて、読む気が失せます。でも、時々重要なメールが来ていたりするので仕方なく読みます。

日本語の時でもそうですが、流して読んじゃう性格なので「へーふーん」と、読んでるのか読んでないのかわからない読み方で済ましているのですが、今回のメールの中には、なんとこんな文章がありました。

 

What’s the most important change?(今回の一番の変更はなーんだ?)

 

という文章が太字で入っていたので、「え?important change? なになに」とハッとして、結局最初から最後まで読みなおしました。

 

「Internet Bankingの画面をいい感じに変えるから、画面変わったら、初期登録した時に設定した質問(※1)に答えて認証しといてねー」

※1:(よくあるあなたの出身は?●●!のようなID・PASSとは違う認証)

 

みたいな事が書かれてありました。

 

私は、日本から規制がかからないうちにと思い、2015/10にHSBCに直接行って口座開設してきました。HSBCの口座開設するときのやり取りって英語なんですが、こんな感じでした(また詳しく書きますが、抜粋)。

 

「いつ香港ついたのー?」⇒「昨日やで」

「何日いるのー?」⇒「2日やで。香港は1泊で、マカオに1泊やねん」

「なんで香港で口座作るのー?」⇒「投資と貯金のつもりやで」

「香港は観光したー?」⇒「北京ダックと中華粥食べたで、おいしいねー」

 

普通の会話です。専門的な会話はあまりなくて、口座開設に必要な内容はすべて資料に書き込むんですね。それを銀行員が確認しながら、PCに打ち込んで、その間に雑談します。

 

私は資料に書いた内容を英語で話すことはできないと思います。なんでかというと、一般的に銀行内で使われる単語やフロー、仕組みがイマイチわからないからです。

それは日本の銀行でも同じで「✕✕にしますか?●●にしますか?」「え、それは何が違うの?」「✕✕は▼▼で、●●はYYなんです」「?」「・・・(困)」というコミュニケーションになってしまうことがあります。どんなことでも事前知識が必要なわけです。銀行員はコンサルタントではないので、案内してくれる内容に限りがあります。

 

「いつ香港についた」「なんで口座作る」とか意味がわかって、判断できれば、文章でも会話でも「慣れ」で対応できるようになってきますが(落ち着いてよく聞く)、それ以前に「その銀行でどんなことができるのか、どんなサービスがあるのか」知らないと、そもそも利用も何もできないのです。

 

コミュニケーションにならないのです。

 

よく、海外に口座を持つのであれば、英語ができないといけないといいますが、英語ができればいいというわけではないです。

「何がしたい」「どういう仕組みかわかる」ことが大事で、後は翻訳ツール/電子辞書/アプリでも使えば、英語にすることは難しくありません。

伝える/画面を訳す/調べるをトライしていくと、専門用語がわかってきて、徐々に利用できるようになってきます。

 

自己責任・英語はできて当たり前と言いますが、そんな身も蓋もないことで終わらせるのではなく「では、どうやったら少しでも使っていけるだろうか?」から始めるのが大切なのではないかと思います。